Perfume

オレのブログのネタ、「マイナー」と言う一言で知人に片付けられた経験有。しかも数回。世間一般ではそうかもしれないけれど、各々はそれぞれのジャンルでは著名だし、DylanとかRHCPとかも時々出てくるのに、日本のヒットチャートのものがあまり無い事がそういう印象を与えるらしく、仕方は無いのだけど、別にそういうものを意図的に避けているつもりは無いので、そう言われる事は気になる。

ヒットチャートなモノもTVでやってれば一応見たりする。だけど確かにその後CDを手にしたりとかはしていない。それで色々考えて、昨年、散々話題になったPerfumeのCDに手を出す。

Game』というやつ。レコファンDVD付の初回限定盤のジャケットを見て、「こいつらオプトロン使いか!!」と驚き、中古なのに高かったけど初回限定盤を購入。

それまでは「ポリリズム」がCMで流れている部分だけを覚えていたぐらい。TVで姿を見て、ルックスで売れている人たちではないという事はわかり(ショートの子は可愛いけど)、それがちょっと面白いという気持ちもあり。



一通り聴いてみて、軽いな、と思った。そらそうだ。むちゃくちゃ重低音なベースや、突き刺さるスネアとか、入っている方が怖い。この軽さは緩さでもあるけれど、プログラムされた音は構築されまくっているので、そこに意識を持っていくと結構硬い音だったりもする。だけどそんな風に聴く音楽ではなくて、そこにPerfumeの3人の声が合わさって中和されたところをなんとなく聴くという事で成り立っている。で、それが、、、予想外に結構残る。音楽としては80年代のテクノ・ポップでしかないのだけど、しかもそれが洗練されていたり、現代風になってたりもしないのだけど、この間のNaohito Uchiyamaと同じで、そのまま継承されたものというのも、実は効力があるんだな、と。80年代はよく考えてみればたかだか20〜30年前、毎年当たり前のようにいくつかの新しいスタイルがあると思ってしまっている事が、実は古い考え方かもしれない。とか、考えさせる。

DVDもさすがによく作られていて、音楽と同じ様に粗探しをしたりせずに、ボーっと見て過ごす。



これを買ったのは昨年の暮れなのだけど、それからiPodに入れたまま。その再生回数をチェックすると、オレのiPodで一番再生されたものである事に気付く・・・。

こうなったら仕方が無い。4/11発売開始の5月のコンサートのチケット争奪戦に参加する。









Perfume 『Game』