Tom Ze

トロピカリズモから何十年経ったのかよくわからないけれど、それはボサノヴァも含む既得なモノに対するアンチな態度もあったはず。しかもパンクに先駆けている。

そのトロピカリズモに参加していたTom Ze。前作『Danc-Eh-Sa』は、ごった煮でくだらなくてカッコよかった。だけど新作『Estudando A Bossa Nordeste Plazaicon』はなんとボサノヴァ。とは言っても、Caetano Velosoは元々ボサノヴァのアルバムを出しているし、トロピカリズモの面子はJoaoと共演作もある。なので今更驚くようなことじゃないけれど、でも、Tom Zeが洗練されたボサノヴァかあ、とは思ってしまう。

が、勘違い。

ボサノヴァな曲とは言ってもそこはTom Ze、相変わらずとぼけた緩さをごった煮。全く小洒落ていない。モンド風味。コーラスとか、DOKAKAかって思う。

面白すぎ、これ。





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Tom Ze 『Estudando A Bossa Nordeste Plaza』





最近サッカーの事書いてないので、追記はそれ。

最近のサッカー界の大ネタと言えば、カカのマンチェスター・シティーへの移籍問題。結局カカはミランに残る判断。これを美談と考えるほどオレはウブじゃなくて、あまりにも大きすぎる移籍金と年俸にビビったと見た。提示された金額が大きいほど、期待は大きい。あの金額に見合う働きといえば、プレミア優勝か、最低でもチャンピオン・リーグへの出場権獲得という事になるはず。いくらカカが優れたプレイヤーとはいえ、リーグが変わる事によって失速した多数の選手を見ている中で、やすやすと移籍をする気にはなれなかったはず。ミランにいれば多少調子が悪くなってもある程度の計算は出来るわけで、それでミラン残留。という事だと思っている。



もう1つ、明日の日本代表の親善試合。フィンランドが手抜メンバーである事に岡ちゃんはご立腹のようだけど、オレはここに、オレの好きなリトマネンがいる事に注目。大注目。個人的にはレプリカ・ユニフォームの類には全く興味が無いのだけど、1枚だけ持っている、それはバルサのリトマネンのネーム入り。勿論10番。確かバルサ100周年記念だったか、デザインが縦じまではなくて、今シーズンのバルサに似ている。

バルサでのリトマネンは結局大きな結果は残せなかった。けれど、その全盛期には美しいゴールシーンをいくつも持っている。個人的にはベルカンプと並ぶ優れたCF型の選手だと思っている。

チケットが全然はけてないとのことで、見に行こうかと思ったけれど、寒いからな。止めとく。TV観戦。



頑張れリトマネン!!