SxOxB階段

アートの後にはロックが効く。俗俗しいオレにはクールでストイックで知性溢れる高尚なアートに比べて、欲望ぶちまけまくりのロックが清清しく聴こえる。そういえばスガシカオは元ポジパンだったって自分でばらしてたな。大笑い。



昨年、久しぶりにSionの新作『住人』を購入してみた。Sionのアルバムを買ったのは久しぶりだったけれど、その声の状態の悪さに1度聴いて2度目が無い。

久しぶりにSionの新作を購入した理由は、これも久しぶりで『Sion Tribute』を聴いたからで、その中でも特にアルバムの最後に入っている新井役司&インディージョーンズSionの変名)の「この夜に噛み付いて」が好きで、それを繰り返し聴いた。

Sion Tribute』をプロデュースしていたのがSxOxBのTOTTSUAN。SxOxBと非常階段がくっついたユニットがSxOxB階段。そのライブをアルバム化した『Noise Violence & Destroy』を昨夜のライブの帰路、またしてもウチまで歩いて帰らざるをえない状況下で、iPodで再生。

『NV&D』は以前からリリースされていたけれど、これを手にしたのは今年に入ってから、レコファンで。最近まで手にしてなかったのはこれといった理由は無く、なんとなく。

SxOxB及びTOTTSUANについて、軽々しく何かを書く気にはなれない。10曲目でタイトルになっている「To be Continued」が全力で繰り返されるのを聴いて、誠実な表現という事は多分こういう事なのだと思うだけ。