Kato Hideki's Green Zone

で、今日のピットイン夜の部。加藤英樹、大友良英、植村昌弘によるGreen Zoneのライブ。

火曜は散々な客入りだったけど、今夜はまあまあだったんじゃないだろうか? 全体的に、月曜火曜というのはライブの人の入りは少ない傾向はある。



1stとアンコールは1stアルバム『Green Zone』の曲(だと思う。違うかも・・・)、2ndは2ndアルバム『Bayt』の曲が演奏された。まとめて書いてしまうのは、昼の部のログを書いて面倒くさい気持ちになっている事も影響しているけれど、とにかくヘヴィーな音のライブだったという印象が強く残った。ここまでヘヴィーな音は久しぶりに聴いた気がする。1stは4曲ほどで、2ndは1曲(アンコールはもちろん1曲)。これらのどこもがヘヴィーな感触。

大友の、あの金切り声のようなギターは、このグループで聴く事がベストじゃないだろうか? 加藤の必要以上は無いベースと、植村の横にグルーヴしないハードな叩きは、大友にこれ以上無いスペースを与えていて、今まで聴いたどのライブよりも、大友の音は美しくヘヴィーな表情だった。




前回のGreen Zoneのライブは3年前と加藤がMCで言っていて、オレは勝手に2年前と勘違いしていた。



『Bayt』は火曜のスーパーデラックスで購入。ダブル・ジャケットになっているこのCD、1枚モノだけど、手違いで2枚組の様にCDを入れられる状態になっている。『Bayt』と同発の大友良英とLuc Ferrariの『Les archives sauvées des eaux』(こっちは本日購入)が、同じくダブル・ジャケットで1枚モノだけど解説がある為、それをCDと別に封入出来るように2枚組状態のジャケットになっているので、受注した業者の手違い、或いは発注ミスなのだろう。で、購入時に「こういう事になってしまったので、ちゃんとしたジャケットが出来たら御自宅にお送りします」と言っていたのだけど、これはこれで面白いと思ったオレは「別にいいです」と断った。ちゃんとしたものを送ってもらっても今のジャケットを送り返すという事にはならないはずなので、送ってもらう方が賢い消費者だと思うのだけど、「最初のジャケットはこんな事になっちゃってるけどごめんね。初版限定のジャケットだと思ってね。」って言えば、ちゃんとしたものを用意しなくても、まず殆どの人はこれはこれでOKだと思う。オレだったらそうするのになあ、と思ったけど、真面目というか、誠実なんだな。

ちなみに『Bayt』と『Les archives sauvées des eaux』は基本的にライブで物販か、本文でリンクしてあるキャロサンプの直販サイトでしか手に入らないらしい。だけどそのリンク先は12/1からしかつながらないみたいなので、興味のある方は12/1以降に行ってみて下さい。