The Heavymanners / Shing02

元Dry&HeavyのHeavy、秋本武士のユニットThe Heavymanners。Rebel Familiaとは違いバンド編成。CDの『The Heavymanners』も当然入手済み。そのThe Heavymannersのアルバムリリース記念のライブが今夜、リキッドルームで行われるという事で、たまにはこの手の音を聴いておきたいという気持ちがあったので、1年ぶりのリキッドルーム

今夜のライブはShing02とのダブルヘッダー。日本のヒップホップを聴いていれば知っている名前。個人的にも『緑黄色人種』がリリースされた時には手にとった。だけど、前評判ほど面白いと思えず。2ndの『400』は先行シングルの『400』を聴いて、アルバムの購入は見送った。そして今年、6年ぶりのアルバム『歪曲 』がリリースされ、これもそれなりに話題になっている。久々に聴いてみるかどうか考え続けながら保留にしていたけれど、ライブの予習として耳にしてみる気持ちになり久しぶりにShing02のCDを購入。その感想はまた後日。予定。は未定。



Shing02で幕を開けると思いきや、エレピの弾語りでライブは始まる。どうもShin02のバンドのメンバーらしいのだけど、混みあったスタンディングの状態で、弾語りは少々苦しい。圧倒的に若い客層なのだけど、だから我慢できずに話し声がそこら中。これは仕方が無い。

そしていよいよShing02の登場。DJ+キーボード+ドラム+和太鼓+薩摩琵琶+コーラスというバンド構成。『歪曲』を聴いていたおかげで、聴き覚えのある楽曲が多々あったけれど、菓子が頭に入っているわけではないので、正直、歌っている内容は聴き取り難かった。『歪曲』で最も重要な曲と思われる「美獣」は薩摩琵琶の弾語りで行われ、まあ、殆どポエトリー・リーディングなあの曲をソラで歌うのは難しいだろうからこれも仕方が無いと思う。色々と思うところのあった演奏だったけれど、それも含めてShing02については、『歪曲』の投稿の時まで引っ張る。

セットチェンジの為の休憩後、いよいよHeavymannersの登場。いきなり音にぶっ飛ばされる。あの重低音が思いっきり体にぶつかってくる。Shing02の時は申し訳程度に軽く首でリズムをとっていたけれど、Heavymannersでもその姿勢のつもりだったけれど、どんどん抑えられなくなる。アンコールが終わった頃には思いっきり汗をかいた状態。ガキかオレ。カッコ良すぎで、演奏については書く事が無い。