Emmylou Harris

多少の興味はあっても、なかなかCDを買うに至らない事がよくある。個人的にEmmylou Harrisもその1人。Emmylou Harrisへの興味は、Bob Dylanの『Desire』に収録されている「One More Cup of Coffee」を聴いてからなので結構長い。ホントに長い。

All I Intended to Be』は6月にリリースされたばかりの新作。CDを再生して、音と曲の出とEmmylou Harrisの声を聴いて、オレはEddi Readerだと思った。何度も聴いた今でも、この2人の違いがわからない。Eddi Readerを聴き続けてきたけれど、このアルバムを何も知らずに聴けば、オレはこれをEddi Readerだ誤解下に違いない。それでもあえて頑張って違いを探せば、Eddi Readerを軽く濾過して出てきた声がEmmylou Harrisかもしれない。軽やかで優しくて無垢。齢61にして無垢な歌声。これはアヴァンギャルドを聴いている時に感じる「ヤバイ音」とは違う意味で「ヤバイ声」。この美しすぎる歌声と同じ場所は、他には大城美佐子ぐらいしか思い浮かばない。









Emmylou Harris 『All I Intended to Be』