Ry Cooder

Ry Cooderの新作『I, Flathead』は、前作の『My Name is Buddy』と前々作の『Chavez Ravine』をあわせて、カリフォルニア3部作とかいうらしい。『Chavez Ravin』は聴いてないので知らないけれど、『My Name is Buddy』も『I, Flathead』も、Ryの音楽が気に入っているならば安全印の作品。アメリカン・ルーツ音楽とかアメリカーナとか、まあそういう類のもの。いつの間にかそういう音が好きになってしまった。滋味深い。でも一瞬で心掴まれるという類ではないので、ぼんやり聴く。そうするとFrank ZappaLou Reedの曲に似たものが出てくる。これって、ZappaやLouにもそういう音が組み込まれいるって事だよな。



ちなみに『I, Flathead』はRyが書いた小説のサントラという設定がなされていて、それはデラックス・エディションとしてリリースされているのだけど、こんなもん、エーゴが理解できないと意味無い。体に埋め込んだらすぐに英語が理解できるチップとか出来ないものだろうか?









Ry Cooder 『I, Flathead』