blacksheep

Black Sheepではなくてblacksheep。個人的にはややこしいと思うユニット名。その名を知ったのはdoubtmusicのブログで、そのdoubtmusicからblacksheepの1stアルバムがリリースされる事をお題目にしたライブが昨夜のピットイン。音楽性の説明みたいなものを読んでみると、なんとなくdoubtmusicからリリースされているものとは毛色が違う気がするのだけど、それが逆に面白く思い、とにかく行ってみた。

blacksheepはリーダーでバリトン・サックスの吉田隆一、トロンボーンの後藤篤、ピアノのスガダイローという面子。三人とも知らない名前。かろうじて、スガダイローはなんとなく目にした事があるような気がする。

書かれた事の予備知識だけでライブを見たのだけど、結果、1stと2ndで異なる印象になった。1stは確か3曲演奏され、その内の2曲はまだ新しい曲らしかったのだけど、そうじゃないもう1曲も含めて、ジャジーな音が少なく、室内楽という印象が残る内容だった。一転2ndは1stに比べて音も大きく、演奏もジャズ的な要素が多く見られた。熱が高かったともいえる。

個人的には1stセットが好きだった。2ndの曲の展開はなんとなくプログレっぽいと思える部分もあり、そういう音が個人的な好みから外れる。時期的にも熱っぽいものよりも、多少催眠効果を持った、緩やかだけど棘のあった1stの演奏に多く引かれた事になったと思う。まあでも、2ndも1stと同じ調子だったら寝てたかもしれない・・・。

端正にガツガツ弾くスガや、楽器の持つムードを生かした吉田の音も聴かせるものはあったけれど、ボントロの後藤の演奏が強く耳に残っている。ライブでよく聴くボントロといえば青木タイセイが頭に浮かぶのだけど、青木とは違ってフリーキーな音でのソロもあった後藤の演奏。特に1stで、小さめの音でフリーキーに鳴らしているのが良かった。



あ、、、レコ発のライブなのにCD買うの忘れた・・・。店頭に並んだら手にするか・・・。




ドラゴンズのファンを休業中の状態だけど、昨夜山本昌が200勝を達成した事には素直に賛辞を示したい。おめでとうございます。

去年の昌の状態を見ていて、確か「もう引退するべき」みたいな事をこのブログにも書いた。それはそのときの本音で、まあ、オレみたいな捻くれの思考からすれば、199勝したところであえてやめる方がカッコいいとか思うのだけど、それでも昌という投手を昨年まですっと好きだったわけで、だから200勝という区切りが欲しいであろうという事もわかっていた。だからやっぱり、おめでとうという気持ちは素直に持っている。

この後昌がいつまで現役を続けられるのかわからないけれど、こうなったら出来ればオレがドラゴンズのファンを再開するまでいて欲しい気もするけれど、そういう運を持ち合わせていないオレは、凄く複雑な気持ちになっている。