Rolling Stones

初めてRolling Stonesという名前を意識したのは中学なガキの頃だった。MTV全盛時代で「Harlem Shuffle」がシングルとしてリリースされた時。何かよくわからないけれど、どうもビッグ・ネームなオッサンのバンドが出したシングルのPVを見た。アニメなPVだったような記憶があるのだけど、その絵よりも音楽に違和感が残った。当時は軽薄な音がチャカチャカしていた。それが当たり前だった。Van Halenもチャカチャカしていた。だけど「Harlem Shuffle」はドロっとしていて、全然楽しくない。a-haみたいなのが楽しい時期だった。だけどその後、その「Harlem Shuffle」のシングルを手にし、結局Stonesの過去作をいくつも手にする。気が付くと嵌っている。初来日の時は初日と追加扱いの最終日を見た。至福だった。

その後オレはどんどんアングラな音に興味が移る。Stonesは来日を繰り返しているけれど、ライブには行っていない。興味がマイナーな、アングラな方に動く事で、Stonesみたいな音を聴く事は恥みたいな気持ちになったりもした。でも素直にその音を聴けば、書かれた曲にスランプは無い事に気づく。









Rolling Stones 『Shine a Light