Black Crowes

2ndの『The Southern Harmony and Musical Companion』(既に手放してる)と3rdの『Amorica』(何か知らんけどオレのは2枚組み)しか聴いてなかったBlack Crowes。だけど何故か今更最新作『Warpaint』に手を出す。『Amorica』が94年リリースらしいので14年ぶりに手を出した。真面目な話、何で買ったのか自分でもよくわからない。だけど多分、自分の体が「これこれ、今これが必要!!」と言ったのだと思う。

一見ラフでルーズな音なのだけど、実際には骨太でゴリッとしたグルーヴを持っている。簡単に言えば、というか誰が聴いてもサザン・ロックだと思うはず。要するに古臭い。新しい感覚は皆無。オレの好きなアヴァンな感覚はゼロどころかマイナスと表現したくなる。パンクも全く無い。でもカッコいい。間違いなく、どうしようもなくカッコいい。ロックのストレート。もちろん癖はある。だからなかなか耳から離れない。手に入れて既に2ヶ月。飽きてきたんじゃなくて、今が丁度いい具合に熟成している。そういえばバーボン小僧だった頃、Jim BeamじゃなくてあえてOld Crowを飲んでたな。でも全く関係ないな。

まあとにかく、この音に呼び込まれて良かった。









Black Crowes 『Warpaint』