高橋悠治

実はオレは結構TVドラマウォッチャーだったりする。といっても、フジテレビしか見てないけど。けどそのフジテレビで放送されているドラマは大体チェックしている。最近のお気に入りは『SP』というドラマ。これはなかなか面白い。で、昨日一昨日と『のだめカンタービレ』の特番がやっていた。まあこのドラマは元々大して面白いと思っていないのだけど、暇だったので見た。やっぱりどうでもよかった。だけどこれがレギュラー放送されていた時、CDショップのクラシックのフロアではサントラのようなものがディスプレイされていて、結構売れていたらしい。オレは普段は殆どクラシックのフロアに行く事は無いけれど、たまたま武満徹のCDを物色しに行った時にそれが並んでいるのを見て、冗談で買ってみようかと思ったけれど、お金を出して笑いを取るのもバカらしいのでやめた。

ここまでは、ブログのヒット率を上げる為の工作。『のだめカンタービレ』とか入れていると、恐らく三日間ぐらいは普段よりヒット率が上がる。新年早々なので、そういうお年玉を狙ってみる。だけど『のだめカンタービレ』でオレのブログを見た人は根付いてくれないのもわかっている。

ついでなので高橋悠治の『Solo』を聴いてみる。これは昨年リリースされたもの。クラシックは苦手だけど時々少しだけ聴く。だけどクラシックはよくわからないので、武満と高橋だけを聴いている。といっても、高橋のCDを買うのはこれでやっと4枚目。収録されているのはクラシックの楽曲。高橋は単なるクラシックのピアニストではないけれど、ここではそういう楽曲が収められている。自身の作曲によるものもある。当然の様にクラシックな響きのピアノ。基本的に苦手な音。だけどなんとなくこの時期に聴くには適しているような気もする。殆どの曲が聴き流してしまえるのだけど、高橋の作曲した「Lullaby」はオレの耳にも引っかかる。その前後が今のオレには毒にも薬にもならないので、余計に「Lullaby」は浮き上がる。効果的。









高橋悠治 『Solo』




ついでに。板橋・森山クインテットの投稿の時に、Altered Statesと板橋文夫が共演と書いてしまったけれど大間違い。ASと共演したのは高橋悠治で、板橋が共演したのはEmergency!だった。修正済み。