Orquesta Nudge! Nudge!

昨夜は今年最後のライブ鑑賞。相変わらずF*!#in'なヒルズを横目にスーパーデラックスへ向かう。

今年はこれで3度目になるOrquesta Nudge! Nudge!のライブ。しかもその内2回はSDLX。このバンドとSDLXというハコの相性の良さを考えれば、ピットインで見るよりもいい。折角なので着席せずに見ようと思い、開演予定時間から少し遅れて中に入る。予想通り椅子席はほぼ埋まっていて、立見がちらほら。今回もスペースの真ん中にメンバーが向かい合う様にセッティング。前回、メンバーと座席の間にスペースがあったため、そこに立ってしまう客が居た事を配慮したのか、今回はそのスペースが狭められ、着席している人の邪魔は少なかったはず。

パーカッション・アンサンブルというものが一体どういうことをやるかというと、イメージとしてはひたすらリズミックに、グルーヴィーに音を作り出すというものかもしれない。けれどONNはそれだけでは無く、パーカッションの類として扱う事の出来る楽器を使って、そこで出来るだけ色んなものを表現しようとしている。当然のようにグルーヴの展開も盛り込まれているけれど、必ずしもリズムのわかりやすいものではないので、こっちがリズムを取っているとはぐらかされる事も多々ある。リズムと遊ぶ11人ものメンバーが、一糸乱れぬ音をだしたり乱れてみたりする音をダイレクトに感じると、音に楽と言う文字をくっつける理由がわかる気がする。