Aug.21,1952 - Dec.22,2002

昨夜も仕事が終わり普通に帰ろうと思ってバスに乗って翌日が22日である事を思い出す。いつもは放送センター西口で下りるのだけど、それを神南に変更しタワレコに向かう。23:00まで営業しているのは助かるなどと思いながら『The Clash Chorus '80』と『The Future is Unwritten』を購入。定価でしか売っていないので、普段はタワレコでDVDを購入する事は無いのだけど、22日が間近な状況なのでそんな事を言っている余裕は無かった。

ウチに帰って22日に日付が変わった途端に『The Clash Chorus '80』を見る。9月にリリースされたこのDVDは評判がよく、何度も購入しかけたけど22日に見ようと決めていたので購入せずに我慢していた。ここには『London Calling』をリリースして、勢いのある時期の演奏が収められている。わずか46分の短い演奏だけど、余計な水増しをしないところが、パンクの潔さだと思えば文句は無い。

『The Future is Unwritten』は輸入盤が出回った時に購入しようかと思ったけれど、同名映画(日本では映画のタイトルが違う)のサントラというところがイマイチな感じがしてその時は手にしなかった。だけどDVDを手にしたついでにCDも見ていたら、ジャケットが日本盤と輸入盤で異なっていて、日本盤のジャケットのカッコよさに惹かれてついでに手にした。どうしても一番印象に残るのは、未発表テイクの「White Riot」。曲の冒頭がアカペラになったこのテイクのカッコよさは、耳にすれば誰でもわかる。さらにアルバムの性格上含まれる他のミュージシャンの曲も、知っている曲知らない曲含めてどれも良いし、主人公の楽曲はその活動の初期のThe 101ers時代から最後のMescalerosを率いてた頃まで満遍なく選ばれていて、このCDを聴いていると一人の男の生きた道が、少し感じ取れた気になる。









The ClashThe Clash Chorus '80』









Joe Strummer 『The Future is Unwritten』




昨日とある方に「年末だし明日は掃除する」等とどうでもいいような話をした。すると今日の昼にその方から、「お前が掃除なんて珍しいことしようとするのでのせいでこっちは雨だ。どうしてくれるんだ? ボケ、カス、タニシ!!」(関西人ではない)とメールで抗議された。それにビビッたオレは「ごめんなさい。掃除は中止します。」と返信して、一日中Joeの音を聴く事にした。そしたら東京は雨になり、向うは晴れたらしい・・・。

101ers、Clash、Mescalerosと、かなりの量を聴いた。日付は変わってしまうけれど、これから2003年のクリスマスに放送された『Elvis - 2003 Elvis X'mas SP in London』を見る。これは、あの日から一年後に放送された『Elvis』というロック系の音楽番組の特番。その『Elvis』という番組はそれまでとその後も見なかったけれど、この特番の事は運良く知る事が出来てそれを録画して、毎年12/22に見ている。あの日から五年経った。年に一度はこういう日もありだと思うのだけど、今年は一日ホントに浸りっきりだったので、五年でキリがいいという意味も込めて、来年からのこの日は一枚だけ何かを聴いて過ごす事にする。予定。