Youssou N'Dour

やはりアフリカン・ポピュラー音楽の代名詞と言えばYoussou N'Dour。その新作『Rokku mi Rokka』は、リリース順に言えば『Egypt』以来のもの。その『Egypt』はアラブ色の濃い異色作だったので、それの評価みたいなものは結構色々だったけれど、『Rokku mi Rokka』は前々作の『Nothing's in Vain』の方に近い。要するにいかにもYoussouらしい伸びやかな音。細々聴けば、多少出来のばらつきはあるけれど、そういうものを感じる必要は無い。無垢とすら言えるYoussouの声は健在。









Youssou N'Dour 『Rokku mi Rokka』