Thurston Moore / Chris Corsano / Paul Flaherty / Wally Shoup

Thurston MooreがJim O'Rourke御用達のドラマーChris Corsanoと、全く名前を知らなかったPaul FlahertyとWally Shoupという2人のサックス奏者の計4人で作ったのが『The Roadhouse Session Vol.1』。

これは完全にフリージャズな世界で、サックスの2人の咆哮がけたたましい。この手の音はアメリカンならではという感じだけど、案外日本の中央線な連中との共通項も多い。Thurstonのギターはベースがいない為に全体のバックアップでもあり、その音が止まると他の楽器が妙に生々しく響く。New Directionな時の高柳昌行を思い出すような音もあり、存在感は文句無し。Corsanoのドラムは流石の硬質な音。だけどもう少しその音が前に来ていた方が、個人的には好み。









Thurston Moore / Chris Corsano / Paul Flaherty / Wally Shoup

『The Roadhouse Session Vol.1』