Nine Inch Nails

何故か時々「ヘビメタ聴きたい」病にかかる。これが厄介で、聴きたいのなら聴けばいいのだけど、どうせなら今時のヘビメタが聴きたいと思う。だけど今時のヘビメタを全然知らない。だから聴けない。でもわからない。と続き、仕方ないからMetalicaかSlayerの最近作でも聴こうかと思ったりするけれど、何となく躊躇。こういう病が二週間ほど続き、やっと治まるという事になる。だけど今回のその病は、運悪くNine Inch Nailsの『Year Zero』を見つけてしまったがために、これを勝手にヘビメタとすることで話をまとめようとした。

でも、NINを聴くのは『The Downward Spiral』以来。『The Downward Spiral』は結構好きだったけれど、その後は結局聴かず、遡ることもしなかった。だからNINを聴くのは13年ぶり。なんか色々思うことあるけれど、まあ、とにかく少し期待して『Year Zero』を聴いた。

が、、、これ、デジロック? 違うかもしれないけれど、でもオレにはデジロックにしか聴こえない。あの、アメリカの暗部を一人で背負い込んだような『The Downward Spiral』の印象とまるで違うんですが・・・。作風が変わったのか、それともオレの耳がNINの音を重さを聴き取れなくなったのか、現時点ではわからないけれど、とりあえず『The Downward Spiral』を聴きなおせばハッキリするかもしれないけれど、いい思い出はそのままにしておきたい気持ちもある。困ったな。









Nine Inch Nails 『Year Zero』