Alva Noto

坂本龍一との『Revep』とかコンサートとか『Insen Live』とかあったせいで年中耳にしているような気がしているCarsten NicholaiというかAlva Noto。そのNotoのものがレコファンに入荷するとは思っていなかったので、新作『Xerrox』がレコファンの店頭に並んでいるのを見て少し驚いた。

一応個人名義では昨年の『For』に続くものになるのだけど、『Xerrox』はその『For』で感じたメランコリックな部分を引き受けた作品。簡単に言えばフォークトロニカとでもいうのか、Fenneszなんかに通ずるものがあって、『For』でも少し驚いたのだけど、Notoがこっちの方に進むとは思っていなかった。出来はもちろん悪くなくて、最近はこれを聴きながら寝る事も多い。が、こうなってくると、あの強引な「ビー」と音を出し続けるNotoが懐かしくもあり、微妙な気分になる。









Alva Noto 『Xerrox』