八木美知依 / Jason Roebke

昨夜は公園通りクラシックス八木美知依(20絃箏、17絃箏)とJason Roebke(ベース)によるライブがあった。クラシックスに行くのは1年ぶりぐらい。その時も八木とElliott Sharpとのセッション。

1stセットが1曲、2ndセットが3曲の構成。Roebkeというベーシストの音を初めて聴いた。太く地を這うベースと言うよりも、緻密でクラシカルな音。とは言っても、勿論ベースの音なので十分低い音だけど。それに八木の繊細且つ大胆な音が絡む。演奏の大半は即興だったと思うけど、相性がいいのか、相反するようなところも意思の違いじゃなく、あくまでも演奏の対比である事がわかる。

大きな音とかトリッキーな音は昨夜のライブには存在しないもので、弦の鳴りだけの部分をとっても、説得力のあるものだった。




昨夜は休前日で、クラシックスは渋谷のど真ん中。でも客は20人未満(数えたわけじゃ無いけどそんなもんだったと思う)。即興のライブというのは、観客が限定されるんだなと思った。