Charlotte Gainsbourg

フランスの映画とか音楽とか、多少でも興味を持つきっかけになったのは、Charlotte Gainsbourgが出演した『Charlotte For Ever』だった。映画の内容そのものはかなり怪しいもので、それには少し抵抗感があったけれど、Charlotteの美貌に参った。後々手にしたCharlotteの1stアルバム『Lemon Incest』は、多分オレが初めて買ったフランス語のCDだったと思う。その頃はまだまだ硬い声で、日本のアイドルとかが歌っているものと大差無い様に思ったけれど、父親のSerge Gainsbourgがプロデュースを手がけていて、歌詞の内容はかなり危ないものになっている。

その『Lemon Incest』から何年経ったのか、2ndにあたる『5:55』では、大人の声を持ったCharlotteを聴く事が出来る。トラックそのものは特筆に価するようなものは無く、可もなく不可もない最近のポップスと言えると思うけれど、そんなトラックの上でも、Charlotteの囁く歌声の魅力に惹きつけられる。









Charlotte Gainsbourg 『5:55』