Rafael Toral

Rafael Toralといえば、フィードバックとエレクトリックな音による空間の構築、というイメージだった。だけど新作の『Space』は、タワレコのポップによるとジャズになっているらしい。「Toralがジャズ? うーん、ジャズ? うーん。」と思って、1度は購入を保留。なんか、そういう方向はどうだろうと思った。だけど結局購入。Toralのジャズプレイを聴いてみようじゃ無いかと、そう思った。

が、これ、ジャズって言うんですか? 確かに今までのレイヤーを音にしていくような演奏とは違って単音でのフレーズもあるけれど、これをジャズというのはどうなんだろう。ジャズという音楽の意味がドンドン変容しているのは知っているけれど、こういうものをジャズと説明してしまう事は狭い範囲での共通認識を利用しているだけで、不特定に対して何かを紹介するという事にはならないと思う。









Rafael Toral 『Space』




全く関係ない話だけど、今日は山本昌に感動した。



以上。