Roddy Frame

MMの特集が何故か突然Aztec Camera。それを読んでいると輸入盤から遅れる事約2ヶ月、Roddy Frameの新作『Western Skies

』の国内盤が出ると知る。仕方の無い事なので気にしないつもりだったけれど、ライブ録音の4曲のボーナストラック入り。頭を抱える。考える。とりあえず中古が出回るのを待つしかないか、と、諦めようと決める。で、もう一度記事を読むと、そのボーナストラックはRoddy Frameのオフィシャルサイトでのみ発売されている『Live at Ronnie Scott's』というアルバムに収録されているものらしい。すぐにRoddy Frameのサイトに接続。そこで『Live at Ronnie Scott's』が購入できる事を確認。即手続き。それから約1週間後、『Live at Ronnie Scott's』が届いた。

『Live at Ronnie Scott's』は2005年6月の録音で、この時点では勿論『Western Skies』は発売されていない為、ライブ時の最新作は『Surf』という事になる。そのせいか、『Live at Ronnie Scott's』はRoddyのソロによる弾き語り。このスタイルを好むか好まないかはそれぞれだと思うけれど、オレは赤裸々な一面を見る事ができると思うタイプなので、ソロ演奏を支持する側。

収録曲で最も多いのは、当然のことながら6曲演奏されている『Surf』からの楽曲。次いでソロ名義での1stに当たる『The North Star』かと思いきや、なんとAztec Cameraでの1st『High Land、Hard Rain』から3曲を収録。『The North Star』からは2曲と、ライブ時には発表されていない『Western Skies』から2曲。そして、『Stray』、『Dream Land』、『Knife』から1曲ずつが選ばれている。

この選曲ならば、やはり『High Land、Hard Rain』の楽曲が注目されると思う。だけど、個人的に『High Land、Hard Rain』に思い入れがあるわけじゃないので、その点については、「ふうん」。でも、Roddyの様に誠実なミュージシャンが、若かりし頃に作った楽曲と、成熟した大人になってから作った楽曲を並べて歌う事に少し戸惑いは無かったのだろうかと思ったけれど、とりあえず今は、それがあたりまえの様に歌うRoddyの歌に耳を傾けるだけ。









Roddy Frame 『Live at Ronnie Scott's』




で、来月は来日か。うーん。