Baden Powell

Baden Powellの音楽をよく聴いているわけではないけれど、「ブラジル音楽のギターの神様」的な扱いを多方面でされていて、そうなればやはり目に付くので、何枚かなんとなく聴いていた。だけどそんなにはまる事も無く、所詮ロックがベースにあるオレには向いていないのかもと思っていたのだけど、『O Eterno』という、現在のところBadenの最後のライブの記録をCD化したものを購入。凄いと思わなくても、夏向きの音ならいいなと思って聴きいてみた。

この『O Eterno』は、Badenのソロ・ギターによる演奏で、しかも晩年の記録という事だけれど、ノスタルジックな音(サウダージ?)の印象の強い曲もありながら、やたらカッコいい音使いものもあり、少しナメタ態度で聴きだした事を反省。元々音楽的には変わった事をやっていた人だけど、晩年においても後ろ向きではなかったという事は、彼なりのミュージシャンシップというものを常に抱いていたからなのだと思う。

暑い季節の間はこのアルバムをメインに、Badenの音を色々聴いてみる予定。







Baden Powell 『O Eterno』