Rock'n'Roll Gypsies

いっぱい伏線を張っていた。念願かなってRock'n'Roll Gypsiesのライブを見てきた。Painkillerの翌日という、ちょっと不利な状況で見ることになったけど、まあ、音の向いている方向が違うから大丈夫だろうと考えながら新宿ロフトに向かう。

ピットインでやるようなライブは関係の無いオレまで客の入りが気になるけど、さすがにRock'n'Roll Gypsiesにそんな心配は要らない。ロフトだし。

予定の19:30をいくらか過ぎてステージの幕があがる。ライブハウスでステージに幕があるのを初めて見たかもしれない。ステージには当然Rock'n'Roll Gypsiesの面々が並ぶ。中央に花田裕之。向かって左手に下山淳、右手に新加入の市川勝也。後方には池畑潤二という、ロックバンドらしい並び。

曲が始まる。音がデカイ。前日のPaikillerの音のデカさの印象がふっ飛ぶ。

オープニングからとばす。「ロージー」を早くも3曲目にやる。見ている方も初っ端から体が動く。

最近はRock'n'Roll Gypsiesをヘビーローテーションしていたので、オレとしては珍しく殆どの曲が頭に入っていた（但し曲名は覚えていないので、何をやったかは書けない）。

序盤の数曲で一気にヒートアップさせられて、中盤は若干テンポの遅い曲で構成されていた。そして終盤に向けて時折The Roostersの曲を混ぜながらライブは進む。気が付くと本編終了。あっという間。アンコールを2曲ずつ2回やってライブが終了した。時計を見る。トータル約2時間。もし余裕があったら22:00からのPainkillerの2ndセットでも見に行こうかと思っていたのだけど、2時間体が動きっぱなしだったオレにそんな体力は残っていなかった。

ステージ上のRock'n'Roll Gypsiesの面々を見たとき、こういう事を言っては悪いかもしれないけれど、やはりピットインで見ているようなライブの面々とは違って華があると思った。花田はMCで「よろぴくー」とか「ロフトは30才。オレ、45才。」と言うのだけど、多分こういうオフザケをしないと、カッコよすぎでカッコ悪いという事もわかっているのだと思う。

しっかしデカイ音だった。あんなデカイ音久々（きっとJim O'Rourkeなら許さない音のバランス）。今日はこんなに寒いのに、（夕べからずっと）何故かオレの周りでは蝉が鳴いている。