Keith Richards

金が無くて苦しい時に手放したCDを時々聴きたくなる事があって、そういう時は、リマスターされていたりボーナストラック付きになっていなければ、中古盤を探す事にしている。ここのところThe Roosters(z)〜花田裕之の音を聴いていると、手放したあのCDが聴きたくなって、「やっぱりあれ、買い直そう」と思い、レコファンで中古盤を探して購入してきた。

その買い直したものは、Keith Richardsの1stソロアルバム『Talk is Cheap』。これはオレが高校生の頃に出たアルバムで、何度も何度も、繰り返し聴いた事を思い出す。今でも実家のオレの部屋だったところには、このアルバムのジャケットを使ったポスターが貼られている。

特に変わった事をやるわけでもなく、Keithのイメージからかけ離れた様な音は無い。それまでに培ってきたものを、ただシンプルに表しただけのアルバム。肩に力が入るわけも無く、思うが侭に作り上げたであろう事が感じられる。




実はこの『Talk is Cheap』は、某サイトで花田裕之がお気に入りとして挙げていた。そしてこれを聴くと、最近の花田のソロアルバムはこれを手本にしてるんだろう、と、気付く。