Vincent Atmicus

CDを聴いて以来ライブに行きたいと思っていたのだけど、目に付いたライブはカップリングされていて、二の足を踏んだ。今回の新宿ピットインは当然単独公演なので、「芳垣安洋 3Days」のDay2もピットインに向かう。予想していた事だけど前日に比べて客の入りが良い。(ラテン等の)リズム系のグループは人気が高い。客層も前日とは異なっている。結局立ち見までいる状態。久々にこんなにピットインに人が入ってるのを見た。



こういうライブは、あまり曲単位で覚えていない。ただただそのグルーヴに、リズムに、アンサンブルに、体が反応する事を楽しんだ。ここまで気持ちのいいグルーヴはあのDeep Rumba以来だった。惜しいのは、こういうライブこそスタンディングで聴きたかったという事。アンコールを含めて23:00近くまでの大熱演だったにもかかわらず、本当にあっという間に終わったという感覚しか残っていない。PAの調子が悪く、右側の時々スピーカーから音が出なくなったりしたけど、それすらも今まで忘れていた。そういえばアンコールで芳垣安洋が「バラッドを演る」と言った時、内心「最後もバシッと決めてくれよ」と思ったのだけど、このバラッドが凄くよくて、見事にクールダウン。流石。

本当に全ての奏者が良かった(Tbの松本治だけ体調が良くないようだったけど・・・)。躍動するリズムとアンサンブルが好きな人は、このグループをライブで体験して下さい。