Derek Bailey / Amy Denio / Dennis Palmer

昨夜のようなライブを見た後は、必ずDerek Baileyの音を聴いて何かを確認する事にしている。ちなみに「何か」が何か、自分でもよくわかっていない。一番最近手に入れたのが『The Gospel Record (Reference Edition)』で、この記事のタイトルの三人の共演。Amy DnioがVoice、Dennis PalmerはSynthとSamplesとVoiceだけど、この二人が何者か全然知らない。アルバムのタイトルどおり、ゴスペルっぽい楽曲が収録されていて、Baileyは珍しく全編にわたってディストーションの効いたギターを弾く。更に珍しい事に、いつもの反対側を向くような演奏ではなく、結構それぞれのトラックに合うような演奏。感触としては『Guitar, Drums 'n' Bass』に近い。と思う。



七曲収録だけど、短い曲ばかりなので十四分で終わってしまう。1999年録音って事は、二曲のみ参加のDavid Sylvianの『Blemish』より古い録音。同じように歌に対しての演奏なのに、やってることは全然違う。違わない? 『Blemish』も合ってると言えばそう言えなくも無いので、よくわからなくなってきた。