2017/02のライブ観賞 10本

2/3
大城美佐子の歌声に匹敵する美しさをオレは知らんのだけど今夜はそれを満喫してその考えを全く改める必要がないという事を確信。ビール1杯泡盛4杯しか飲んでないのにいつもよりも酔ってるのは美佐子ネーネーの歌声が酔いを増したとしか考えが及ばない。

2/4
今年最初のロックンロール・ジプシーズは昨年のセットリストから結構変わってて久しく聴いてなかった曲がありつつ『IV』が中核なので新鮮度高めだったけど別にそうじゃなくても構わないのがこのバンドに対するオレの態度。
アンコールの最後の曲がニール・ヤングの「Rockin' in the Free World」だったので今それってのはなんとなく含みを思うけどそれはそれぞれ。ジプシーズがかます「Rockin' in the Free World」は単純にカッコいいし。

2/8
知人のライブなので感想は難しいのだけど昨年9月に見た時よりバンド力が上がってた。なんかこの辺の若い連中の演奏力って結構高いんだよな。そういうのを目の当たりにすると色々考えることがあるけどそれのツイは止めとく。

2/14
新作『Triple Echo』2種を同時に再生して更にJOJO広重がギターをのせるというライブ。ドローン三重奏かと思ったけど多様で、けど機械的な音じゃ無いので体を無視して耳から脳に来る。洗練されたハーシュノイズなんじゃないかと思う。ノイズがこっちの方向で洗練されるのヤバい。

2/15
年末行事だったマジコンがそうじゃなくなりつつあるけどまあいい。今回はなんかのイベントがかんでいるらしく中々の客足(関係者w)でウザ度高めながらまあいつもこんなかもとも思う。で、残り1時間位になると落ち着くw なんなら途中で帰ってもと思いつつ、結局フルの3時間があっという間だったw

2/18
去年は1回もライブに行けなかったSlip Head Buttと原爆オナニーズ。SHBのエロさ含みのグルーヴと原爆のインダストリアル並の硬質。やっぱカッコいいんだよこれ。

2/22
「いつか行こうというのは結局後回しという事」の打開でZEK3。ZEPをやるバンドというイメージの圧とは違ってフュージョン的な軽快感があるのだけどインプロのとこはやっぱしゴリゴリでなかなかの振り幅。しかしまあ今年もやっぱ本田珠也のビート半端ない...

2/24
渋谷マウントレーニアで個人的には最初で最後かも知らんスラップ・ハッピーに行った。オレは若い頃のダグマーより今のダグマーの声が好きなので曲はどうでも良くてあの歌声が聴ける満足でヘラヘラした。歳とる事の美しさという大げさ使うけどそれがあった。

2/25
坂田明八木美知依須川崇志。ドラムレスの編成って何か足りない気になるけど間違ってました。その状態だから聴こえるのがあって、須川崇志のアコベとチェロは凄く音が動きまくってるし、坂田明のサックスの鳴りにビビるし、八木さんの多彩が半端なくて音歪ませた時はノイズ耳で聴いてもイケてた。
そういや今夜はアクシデントがあったし客席に著名な人もいたのだけどその事忘れてた。というぐらい演奏が面白かった。この組合わせは面白いので続きを希望。明日もあれば明日も聴きたいヤツ。

2/27
1stの澤井妙治は卓を使ったボディソニック系音響という感じでシンプルという言い方も当てはまるけどメルツバウ池田亮司の間の様でテクノから外れたリッチー・ホウティンの様にも聴こえた。要するに多彩でもあるのかも。
CD1枚は知ってるTamaruはエレベでの独奏なのだけどエフェクトを殺すとこと重低音のコントロールで心地良さと刺激が混ざる。もう1セットはイケるヤツ。
灰野敬二ジム・オルーク&オーレン・アンバーチは3者卓のエレクトロニクストリオ。初っ端のありがちから徐々に密教的になって灰野のチャルメラでそれがより濃くなりつつアブストラクトなビートが入り込んで徐々にスクエア。して音圧的な到達から最後はまた密教的に聴こえて結局じっくり聴き倒し。