Kraftwerk 3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 八 『ツール・ド・フランス / Tour de France』

Kraftwerkの来日を知って、『Radio Activity』は必見と決めてチケットを取ったのだけど、まああとはそれの印象でもう1本ぐらい見ようかと思ってて、その候補は『Tour De France』だった。けど、意外にも『Tour de France』は一旦チケットが手に入らなくなった。けど、まあキャンセルとか、あと多分しらっとチケットの発券数を増やしたりしてる気がするのだけど、まあそういう事でチケットが手に入った。
Tour de France』は、個人的にはここがやっとリアルタイム。若いころはKraftwerkを自分で手に入れて聴くことはしてなかった。のだけど、『Tour de France』の時は、ちょうど自分の嗜好の中にガッツリとテクノが組み込まれていたので、手にして、で、普通にそれとして聴いた。この機会に改めて聴き直して、やっぱこの作品は素直にテクノだと思う。テクノ・ポップじゃなくてテクノ。テクノ・ポップから生まれたテクノを、その元々が参照して出来た作品だと思う。デトロイト・テクノと並べて聴いても全く違和感がない。
Tour de France』は、意外にあっさりと終わった・・・。あれ?、アルバムだと1時間ぐらいあった気がしたのだけど、、、って感じ。しかし「Autobahn」が始まっている。んー、ま、いいか。と。今夜のDay8で3回目の観賞なのだけど、思う事があって、それを実行。というのは、Day2は左手、Day6は右手側で観賞したのだけど、どうもオレの思うところでは、左手の方が3D感が強かった。ので、今夜は左手側で確かめよう。と思ったのだけど、左手よりも中央寄りになった。その結果、わかったのは、やっぱ中央に近いほうが映像的に色々と得られるものがあった。んーまー、これ、もし大阪で見られる方がいたら、中央を目指すか、無理なら左手に陣取ってください。あーでも、やっぱなるべく中寄りがいい。ってのは、今夜初めて、サラウンドの効果を体感できた。から。音が回る瞬間があるのはわかっていたのだけど、サイドではイマイチそれ、どうでもよかったのだけど、今夜でやっと、その効果を感じた。場所によって違うってのは仕方が無いけれど、それを思いっきり知る事が出来たな。
ライブの最後はKraftwerkのメンバーが1人ずつ退場する。最後にRalf Hütterが出て行って、ライブが終わる。というのはこれまでと同じ。なのだけど、今夜はアンコールに応えてくれた。おー、なんかこういうのはしないと思ってたので、結構ニヤ付く。そのアンコールの締めが「Planet of Visions」で、これは他の日でも聴いているのだけど、Day2で初めてこの曲を聴いた時は「あれ?、これ新曲?」って思った。『Tour de France』に近い音。まあタイトルからもわかるように、露骨にデトロイト・テクノだと思う。耳に覚えが無かったので新曲だと思ったのだけど、元々「Expo 2000」というタイトルだった曲らしく、『Tour de France』の前にシングル的にリリースされた曲というのを、まあ、調べて知って、なんかやっぱ、オレが『Tour de France』にデトロイト・テクノを思ったのは多分それなりにずれてないと、思う。
あー、なんか楽しいライブだった。元々1日だけでいいというところから始まって、結局3回見たってのは、最初から決めて3回見たのとは意味が違う。Day2を見て、いつでもいいからもう1回見たいと思って、Day6を見て、更にDay8のチケットが手に入るとわかって足向けした。決めてないけれど次を探したってのは、そういう事。
Day6のログにも貼ったけれど、今夜もライブで数枚だけシャッターを押したので一応貼っておく。今回のライブは途中からスマホやケータイの様なカジュアルな撮影ならOKというお達しが出て、まあ普段はそういうのどうなの?って思うタイプなのだけど、なんか今回のこのライブの感じなら、まあそういうのもいいのかもな、って、思って、オレも少しだけ参加。




で、3つの3Dメガネ・・・。