First Flame

今夜もライブ鑑賞。またもやスーパーデラックス。だけどこれで当面、ライブを見る予定は無いんだよなあ。
1st、多分Topping Bottomsというバンド。6人組。いきなりデカイ音で始まる。シタールっぽい音が見え隠れする、ドローン的な演奏。これが続く。言ってみればそれだけなのだけど、大きな音の中でも起伏はあって、これがなかなか気持ちいい。このバンド、大きなフェスで多くの人が触れる機会があれば、話題になりそうな雰囲気。
2ndは多分theBACKDROPSというバンドだと思う。こちらは元気にシャキシャキしたロック。
そして3rd。いよいよお目当てのGreen Flames。面子はギター&ヴォーカルの成田宗弘、ベースのタバタミツル、ドラムの氏家悠路。2/3はHigh Rise。ほぼ書く機会がないけど、High Riseはかなり好きなバンド。恐らくCDは揃っている。けど、ライブは見れていない。多分、既に活動は止まっている。なので後悔が結構あった。でも、少なくても成田のギターだけは聴く機会が欲しいと思っていて、やっと、数年前にサノバラウドでVS内橋和久を見た。のだけど、やはりバンドで見たい。これまでにもSDLXのスケジュールで名を見かけたことはあったけど、どうしようかなあと思いつつ、踏ん切りつかず。けど今夜はギタートリオ。しかもしっかりバンドとしての活動らしい。で、ドラムは氏家だし、ベースは多分何故かこれまで見る事の無かったタバタ。ニヤニヤ。
あまり期待が大きいのはホントは良くないのだけど、Green Flamesは凄かった。カッコよかった。全編、どの曲もカッコよかった。マジで参った。High Riseの後期は氏家は参加してなくて、どうもそれ以来、このバンドが立ち上がるまでドラムを叩いていなかったらしい。けど、スピード感溢れるロックのドラミングで終始。3ピースの良さは、それぞれの楽器がハッキリとした役割があって、それでそれぞれの音をしっかり聴く事が出来る事だと思うのだけど、成田とタバタに全然引けてない。
一応ZENI GEVAAcid Mothers Templeは聴いているので、録音されたタバタの音は聴いているのだけど(あれ?、ZENI GEVAではギターだっけ?)、あまり意識したことは無くて、なので勝手に重低音ブンブン系のベースだと思っていたら、違った。大間違い。かなりテクニカル。だけどそれ、フュージョンみたいになるわけじゃなくて、しっかりロック。このベースに耳が引っ張られる事多々。
で、成田。あのサイケデリックな音が目の前で思い切りくる。そこにスピード感と、リズム隊が作り出すロックのノリが嵌りまくる。更にどの曲も、マジでカッコいい。こんなカッコいいバンドを知ってしまって、どうすればいいんだろう?