Steve Perry

amazonから時々、「こんなん出るけどお前欲しいだろ? 売ってやるから買えば?」というメールが来る。そういうのも情報の1つなので一応軽く目を通す。それがなんなのかを見て大体、なんでその商品を勧めてくるかすぐにわかる。が、つい最近来た「DVD『ライヴ・イン・マニラ [DVD]』、Amazon.co.jpで今なら¥ 431OFF。」というメールを開いて愕然とした。これ、Journeyの新作DVDの紹介だった。膝がガクガクする。なんでamazonがオレにJourneyを勧めてきたんだ? もしかしてオレの過去までこいつらは調べてんのか? と、思った。というと少し違う。というのも、オレはJourneyのアルバムとかを買ったことは無い。だけど、実は、Steve Perryのアルバムをガキの頃に聴いていて、それを何年か前に久々に聴きたくなって実は手に入れた。だけどそれはレコファンで中古で買ったのでamazonでの購入履歴にあるはずない。不思議な気分だったのだけど、「Amazon.co.jpで、以前に「『Live San Fran 1981 [DVD]』」をチェックされた方に、このご案内をお送りしています。」と書いてある。『Live San Fran 1981 [DVD]』ってなんだっけ?と思って開くとIggy PopのDVDだった。が、それで余計に謎が深まる。なぜIggyをチェックしたオレにJourneyを勧めるんだ?、、、わけわからん。やっぱオレの遠い過去をこいつらは知ってるんじゃ・・・。
という出来事があり久々に『Street Talk』を再生。なんでJourneyを聴いてたわけでもないオレがこのアルバムを聴いたのだろうか?と考えて、わかった。多分「We are the World」だと思う。そこでPerryの声を聴いて興味を持ったのだと思う。数年前に手に入れた時が10何年かぶりのこのアルバムの再生だったのだけど、今回はそれよりは間が短い。だけどやっぱこの強烈な80年代なニオイは凄い。あの時代にしかないニオイ。独特すぎる。聴いてるとちょっと恥ずかしい。けど最後まで聴く。それはあの時代らしく1枚のアルバムが短い事も関係している。そしてこうやって聴くとPerryの声はRod Stewartに似ていると思う。屈託の無いRod Stewart。しっかしいなたいなあ。いや、マジで恥ずかしくなってきた。どうだダサいだろ?って開き直りたくなってきた。けど、やっぱこれイラナイ、って切って捨てる事のできないのが本音・・・。


Steve Perry 『Street Talk