〜スキヤキ・オールスターズ 東京初上陸〜

8/2のSDLXでのOrquesta Nudge! Nudge!のライブ時、物販で今夜のライブのチケットを前売。しかも、確か千円引き。即購入の前に考えた。他に見る予定のライブ無かったか?、と思った。が、まあいいやと購入。買ってよかった。
ONNは今夜は前座扱いなのだけど、得意の変形バージョンでNudge! Nudge! Gran Mercadoという名前。駒澤れお(ジャンベ)、 U-zhaan(タブラ)、 高田漣(ギター、ペダルスティール)が加わる。代わりに岡部洋一と茶谷雅之がオミット。
クアトロに到着。ドリンクチケットをビールに替えて10歩ほど歩くと空。踵を返してカウンターに戻りもう1杯ビール購入。今度は少し量が多い。真ん中ら辺から見ようかと思って向かう。すると右側のイマイチ視界のよくないところが客が入れない状態になってることに気づく。なんで?と思って見て見ると、楽器が並んでいる。あ、これは・・・、と思う。そしてNNGMの面子がそこに出てくる。やっぱそうか・・・。
狭いスペースに押し込まれたONN、じゃなくてNNGM。そのせいで、芳垣安洋はトーキング・ドラムや小物のみの扱いで、殆どコンダクターの様な姿。あの芳垣がステージに居ながら演奏の主役にならないという珍しい姿。でもそれもあり、とか思う。それに何より今夜は高田のギターという、ONN的には珍しい状態で、それがあまり気にならない時と、前面になる時と、両方が今夜の演奏だった。高田のギターは砂漠のブルースの様に聴こえたり、多分ギターのみの演奏だったはずだけどペダルスティールの様に響いたり、パーカッション・アンサンブルなONNという取り決めから外れた音を入れる。今までと決定的に違う今夜は今後の様にも思うけど、あくまでも特別編成という気もする。まあ、四の五の書いてみたけど、ONNという母体の面白さは変わらずで、でもちょっとサイケになったりして、わずか1時間の演奏とはいえ、見逃さなくて良かった。
そしてメインのSukiyaki Allstars。面子をコピペしてみる。
CHIWONISO <チウォニーソ>(ジンバブエ)、 ERIK ALIANA <エリク・アリアーナ>(カメルーン)、 PETER SOLO <ピーター・ソロ>(トーゴ)、 CHANG JAEHYO <チャン・ジェヒョ>(韓国)、 SAKAKI MANGO、 N'DANA
これだと6人だけど、8人居た。この中で名前を知ってたのはサカキだけ。が、カンケー無い。アフリカ+韓国+日本な面子だけど、これはただ、アフリカン・ポップだと思って大丈夫なはず。3人のメインをとれるヴォーカルはらしい伸びやかな歌声で、ひたすら楽しい。この屈託のなさはアフリカンだからこそ、と、断言。何の予備知識も無しだったけど、そういう準備が不要な時間だった。アンコールの最初の曲がアフロビートしてたのも印象的。