2010 FIFA World Cup 決勝トーナメント 準々決勝 色々

こうまでして勝ちたいか、と、ウルグアイスアレスのハンドにむかついた。あれはこう、なんか、凄いイヤなものを見た気がした。というか、ハンドしなくても顔か体に当たるんじゃないか?って思った。あそこまで露骨なハンドは、そのままゴールとして認められるって話があったような気がしたのだけど、違うのか。ガーナはそういうとにかく勝ちたいというやり方にベスト4を逃す事になったのだけど、規律とアフリカらしさを忍ばせたスタイルは、これ以降、アフリカの国々の模範になる気がする。
パラグアイの堅守に突破口が見当たらなかったスペインだったけど、あのゴールシーンへのアプローチはさすがの流れで、強引さは足りないチームだけど、このチームが勝つという事にはケチのつけようが無い。
で、いよいよ4チームに絞られた。ベスト8までは、ヘタしたら残る4チームは全部南米になる可能性があったのに、結局ウルグアイのみが残った。そのウルグアイはあんななので、オランダのサッカーにも文句はあるけれど、ここは絶対勝て。と、思っている。頼むから、あの豪華な攻撃陣の大当たりをそろそろ見せてくれ。
そして問題はもうひとつの準決勝。こっちは、トーナメントを見た上では最も強いサッカーをしているドイツと、トーレスの不調に同調して乗り切れていないスペインの対戦。個人的にはスペインを推したいのだけど、あのドイツの理知的な攻撃の組み立てを止めるのは簡単じゃなさそう。