2010 FIFA World Cup 決勝トーナメント 1回戦 色々 2

久々にサッカーの中継が無い日。正確には今日という日付では試合があったのだけど、気にしない。でもその今日という日付であった試合の2試合目、スペイン対ポルトガル。さすがにどっちも攻撃的に仕掛けてくる。縦が目立つ、割とオーソドックスなスタイルの攻撃を好むポルトガルと、こねくってこねくって、隙間を探すスペイン。結果的にはやはりスペインの勝利という事で、結局決勝トーナメント1回戦は、オレの目には波乱無し。一応、唯一、グループリーグ1位で抜けてきたチームが負けたアメリカ対ガーナが小波乱と言えるのだけど、でもオレはガーナの方が強いと判断していたので、予想通り。で、準々決勝の勝ちあがり予想は、オランダ、ガーナ、アルゼンチン、スペイン。1回戦の予想が当たりすぎだったので、ここは外れそうなイヤな予感が・・・。
「点を取られてしまえ」等と書いたくせに結局オランダを応援しているのだけど、どうしても勝ちたいというその意気、は、やっぱ4年に1度しかチャンスが無いという事も理由のはずで、それならば多少は仕方が無い、と、思い込む努力中。4年に1度なので、誤審によって成績が左右される結果に色々意見が出るのだけど、もちろんそれは昔からある事で、最近だってあのアンリのハンドという事件が予選の段階で大きな話題になったわけだし、それなのに何も手を打たなかったFIFAと、適当こいて収集を図ったUEFAと、どっちもダサい。FIFAの会長のオッサンが謝っただとか今度の総会かなんかで改善策を再検討等と言っているのだけど、これ、今回某サッカー大国で誤審があったからじゃないのか?、と、イヤミ言いたくなる。謝罪するよりも何よりも、とにかく大きな反省をしてこれからを考えて欲しい。個人的には、もっと審判の地位をあげて意識を高くさせることが必要だと思う。それと、審判の審判はその採点をちゃんと公表するなどして、透明性を見せるべき。そしてビデオによる判定はやはり導入したほうがいいと思う。だけどそれは、チームがビデオ判定を要請するのではなく、ハッキリと判断できないと判断した審判が要請して使う事が出来るようにする。これが、一連の誤審問題を見て思った事。
もう1回日本代表の試合に纏わって。ネット上で、「サッカーウザいからさっさと日本代表負けろ」とか、PK外した駒野を槍玉に挙げたりしているのを見て、複雑な気分。ハッキリ言ってそういう事を言う奴らは気に入らないのだけど、じゃあ自分は?と考える。自分にも、サッカーじゃなくても、なんかそういう視線で接する事なかったか?って思った。で、確実にある。それをわざわざネット上に書いたかどうかは覚えてないしめんどくさいので調べないけれど、イヤな気分になったのだから、他人の振り見て我が振りなおそうと思った。直るのか?と思うけど、努力する。愛情が溢れて貶すのはわかるのだけど、それが無いのに貶すのは良くない。
そしてパラグアイ対日本の試合を振り返ると、内容としてはあまり面白いものではなかったと思う。その内容というのは、サッカーとしては面白くなかったという事。だけどあれをスポーツという視点に切り替えて見ると、タフで、引かれるものがあった。いくつモノ幸運を混ぜながら失点を防いだ日本代表。あの執念は尊敬。
そしてPK戦の負けは、実はオレはどうとも思わない。試合の記録としては、あくまでも引き分け。PK戦は、トーナメントの都合上、次に進むチームを決める為の行為。ジャンケンとか、コイントスと同じだと思う。