Ozomatli

鳩山が辞めたというニュースを見て、まあ、そういう結果だろうなと思った。だけど小沢も幹事長を降りるという。は?、なんで?、意味がわからん。政治と金の問題?、小沢のそれを鳩山はフォローしただろ? 今になってそれはダメとか、都合よすぎじゃないか? 要するに鳩山が今まで言っていた事は全部ダメって事になるのだけど、一国の首相がこんなんでいいのか?
更に最悪なのが「身を引くことが国益につながる」という言葉。鳩山が身を引くことで責任をとったことにして、普天間基地移設問題は決めた通りに進めるという事。鳩山は辺野古に新基地を作ることが国益だと言っているわけだ。反対派の皆さん残念でした、ポッポー。という事か。ふざけんな。

ここのところはかなり気分が悪くなりながら、それでもなんとか音楽の事につなげたくて『Peace Music Festa!』に関わったミュージシャンを調べてみたりすると、昨年のそれにOzomatliの名を見つける。「おお、Ozomatliが沖縄でライブしてたんか!!」と驚いた。と書きたいのだけど、実はOzomatliが何者か知らず・・・。アメリカのバンドであるという事がわかり、そして、Jurassic 5Cut ChemistやChali 2naが関わったことがあるという事を知る。それなのに名前も知らなかったか。一応念の為自分のiTunesOzomatliを探すと、あった!!、1曲だけ。『21 Grams』に収録されている

があった。とりあえず聴く。やはりヒップホップな基盤だなと確認し、タイミングよくリリースされた新作『Fire Away』をレコファンで見つけ即。だけど『Fire Away』はヒップホップという言葉で終われる音楽じゃなかった。というより、ヒップホップな部分は味付け程度で、このバンドはラテン音楽をベースにファンキーなファンク、少しレゲ、少しロック、アフリカンな感触なんかをミクスチャー。アメリカのミクスチャーなバンドの殆どが結局ロックなのに、Ozomatliはロックは一部でしかない。気に入りまくり、他のアルバムはamazon.co.jpで集め、どのアルバムという事を関係無しに聴きっぱなし。軽やかにしなやかにグルーヴするこのバンドを知る事が出来たのは面白くない理由だけど、このバンドを知る事が出来たのは嬉しい事。

そしてもう1つ嬉しい事。BOSSがB.I.G. JOEらと組んで普天間基地問題に絡んだ曲をリリースするという報。オレは最近の事に対するBOSSの言葉を待っていた。