Bob Dylan

仕事が終わって渋谷まで帰ってきて、まだ19:00を過ぎたぐらい。これはメアリージェーンでのPeter Brotzmann坂田明のデュオなライブに余裕で間に合う時間。だけど、定員設定がされていたはずで、なんとなく埋まっている予感。そこまで行って見れなくても帰り道に大きなロスは生じないけれど、気分が落ち込む事必至。ならば予定してなかったのだからとそこには向かわず、レコファンでCDを物色するコースに変更。狙いはあれ。



結構色々新譜が見当たる。だけどそれらは保留にしてPublic Image Ltdの『Metal Box (Vinyl Replica Edition)』を確保。『Plastic Box』は先週手に入れていた。そしていよいよ目的、Dylanのクリスマス・アルバム。輸入盤デラックス仕様の輸入盤、そしてデラックス仕様の国内盤の3つをマジマジと見つめる。普段なら考えもせず国内盤を手に取る。だけど今回はハッキリいって期待していない。なので一番安いノーマルな輸入盤でいいかと思った。だけどこれまで、Dylanのデラックス盤は手にしている。そういうコレクター心理と、Dylanの収益が永久に100%チャリティーという潔さを支持する意味で国内盤を購入。



賞味期限が短いので帰ってきて即聴く。聴き覚えのある妙に浮ついたクリスマス・ソング。それがDylanのしわがれた声で歌われる。クリスマス・ソングのイメージから程遠いその声にニヤつく。歌声はブルース。姿勢はパンク。











Bob Dylan 『Christmas in the Heart』