〜流れ〜

このところ、遠藤ミチロウとかAlan Silvaとか八木さんとかThingとか、かなり強めの音のライブを見に行く事が多かった。なのでホントは昨夜、Salle Gaveauを見に行くつもりだったのだけどすっかり忘れていた。で、これから年末まで見たいライブを再チェック。Rock'n'Roll Gypsiesの単独とか予定あるのだろうか?と見てみたら今夜の花田裕之のライブを見つける。場所は池尻大橋ROCKER ROOMとある。池尻大橋、一応オレにとっては最寄り駅。こんなとこで花田のライブって・・・、と、ニヤニヤしたのだけど、外に出たら豪雨。頭が濡れないぐらいの役にしか立たない傘。



ROCKER ROOMは落ち着いた年齢の方が切り盛りしている様子のハコ。ステージがあるわけじゃなく、そんなに大きくないバーの片隅に照明などがセッティングされている。ホーボーのカフェとかでライブがっての、こういう感じなのだろうか?



『〜流れ〜』というタイトルでのライブは、『NAGARE at SOAP 2007』で聴けたように花田がソロでアコースティックなスタイル。ギター弾語り。ソロ名義の曲、Roostersの曲、Gypsiesの曲、そしてカバーでJohn Lennonの「Jealous Guy」やRolling Stonesの「Time is on My Side」、井上陽水の「退屈」等々、頭に入っている曲入って無い曲色々。

自身のギターだけの伴奏とはいえ、フォーキーであったりブルージーであったり、そしてやはりロック。端正なストロークの音の中に少し外れる音を入れたりする事もあって、アヴァンとかそういうモノとは全く違うのに、音の面白さもある。

オレはハードな花田のファンじゃないけれど、こうやって近い距離でそれまでに色々あったはずの歌を聴いていると、この距離が嬉しい気分になる。多分、この後も。