Chuck Berry

50"sのロックンロール。これにメチャクチャ憧れたのは餓鬼の頃。その頃、そういうモノはElvis以外はマトモに手に入らず。頑張って色々。同級生が見つけてきたモノを聴いて、即カセットに落とせ。お願い。ダチだろ?、よろしく。愛してるよベイビー。それは言ってないな・・・。

聴いてすぐカッコイー、思った。オレもそういうのを聴きながらオレも「カッコイー」って言わしたい。が、沖縄という外れな場所では難しい。それでも探しまくって手にしたChuck Berryの『Rockit』。これ、70年代末のアルバム。しかも、ありがちな過去の曲の再録じゃなくて新曲が多い。「Roll Over Beethoven」とか「Rock and Roll Music」とか「Johnny B. Goode」を聴きたい気持ちには応えてくれない。

でも、これ、かなり聴いた。あの50'sな気持ちよさとちょっと違うけれど、でも、あの時代に50'sな気分と寸分変わらずロックンロールしようとする楽曲が並ぶ。その感触をいつまでも引きずっていて、で、忘れられずにCDになっているのを見つけてきた。

多少50'sとは違う部分ある。当たり前。でもBerryは全く意に止めてない。変わらん。ロケットなジャケットのどうしようもないカッコよさを眺めつつ、爽やかな夏のロックだと思いつつ、、、。



これ、マジでカッコいい。Beatlesとかもいいけど、この人が居て、それ。





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Chuck Berry 『Rockit』