The Wedding Present

久々のライブのハシゴ。

この前のログのライブが予想以上に長引き、クラシックスを出る時には19:15を過ぎていたと思う。土曜日の渋谷の人波に押されるのにめげながらも何とかバス停までたどり着くと、乗りたいバスは止まってなくて、隣にファッ金具ヒルズ行きのバス。前にこれに乗って失敗したけれど、そんなことで悩んでいる暇はなく、西麻布で降りれば問題ないという事で乗り込む。で、動き出してアナウンスで気付く。これはファッ金具ヒルズ直行便。西麻布には止まらない・・・。

そんな事がありながらスーパーデラックスにたどり着く。まあ、19:30に始まるわけは無いとわかっていたので、結局問題ない。ホっとして前座の少年ナイフを待つ。少年ナイフ登場。少年ナイフは日本の女性3人組のロックバンドだけど、お利口な音楽を聴く人達よりも、洋楽を好む方に知名度が高い。多分、ロック・バンドという意味で、初めてまともにアメリカで受け入れられたバンド。Boredoms以前。80年代の末期からその名が知れ渡り、ロラパルーザにも出ている。だけどオレは、このバンドのCDは1枚持っているだけ。正直言って、特に聴きたいものではなかったのだけど、こういう機会は楽しいもので、まあ、凄い演奏力のバンドではないのだけど、それなりに楽しめた。なんか、今時こういう音で大丈夫なのか?と疑問もあったのだけど、それをOKにしてしまうオーラがバンドにあって、こういうの、ある意味凄いなと。

で、TWPまでの待ち時間、後方でダラっとしていると、目の前をやたら小さな女の子が通る。「小学生?」とか思って目をやると、なんと少年ナイフの面々・・・。3人とも150cmないんじゃないか? 特にドラムの子は小さいんだけど・・・。かなり衝撃。

で、間近で見た少年ナイフに衝撃を喰らったまま、TWPの登場。実は一昨日、結構近いところで見ているので、今夜は余裕でかなり後方で見る事に。ステージを置いた縦長のセッティングだったのだけど、中村達也の時と違って、後方からでもTWPの面子の顔がよく見える。やはり外国人は大きい。客側の外国人もでかいの多かったけど。

一昨日、場が変わることで変化があるのか?って書いたけど、モロにそれが出た。実はそういう予想はあったのだけど、SDLXはO-nestよりTWPの音にあう。全く似合う。で、完全にもってかれた。この間は元気のいいVUだと書いたけど、今夜はキビキビしたSY。SYにこういうキビキビ感はありえない。とにかくギターがシャープに響く。このバンドのギター力は凄い。圧巻。