Omara Portuondo

映画『Buena Vista Social Club』は個人的にはイマイチな映画だった。その原因は映画の終盤、カーネギー・ホールでのライブ。キューバのミュージシャンに加わったRy Cooderのギターがつまらなく、これさえなければいいのにと思った。だけどBVSCはラテン(キューバ)音楽を、日本の音楽ファンの間に普及する効果はあったはず。それは現在まで継続されているのだろうか?

1ヶ月前の10/1、オレは灰野敬二大友良英のライブを見ていた。だけど同日、新宿厚生年金会館でOmara Portuondoの来日公演。それをオレはそれを知らなくて、最近手にした新作Omaraの『Gracias』の帯に来日記念とあり、ライブがあると知って調べると10/1に終わっていた。わずか1日という公演と、その情報があまり出回らなかった状況。もしOmaraの来日を知っていたら、オレはSDLXと新宿厚生年金会館のどちらに行っていたのだろう? これでオレはOmaraのライブを見るチャンスを2回逃した事になる。次のチャンスはあるのだろうか?



映画のサントラといえる『Buena Vista Social Club』は結局購入しなかったけれど、『Buena Vista Social Club Presents Omara Portuondo』は持っている。それはOmaraの歌に惹かれたという単純な話。フィーリンの系譜であるOmaraの歌は優雅で大らかで優しい。その若かりしころの作品も持っているのだけど、オレは今のOmaraの声に惹かれる。これからも聴き続ける歌声。









Omara Portuondo 『Gracias




BVSCのカーネギーでのライブが『At Carnegie Hall』としてリリースされている。でもこれ、当然Ry Cooderのギターも入っているわけで、オレにとっては悩ましい。もしかして今聴くと、Ryのギターに拒絶反応が出ないかもしれないけれど、そんなお試しをする気にはなれない。



ナビスコカップトリニータが優勝という事で、大分の皆さんおめでとうございます。地元のチームが勝つという事は誇らしい事です。ぜひ盛り上がってください。

サッカーをやっていた者にとって清水、静岡には敬意があるので、エスパルスは残念だったけれど、この土地が日本のサッカーを支えてきた事は変わらない。



ナビスコカップを見ていて思ったのだけど、やはり日の出ている時間の試合を見るのは楽しい。夜には日本シリーズが始まったけれど、元々日本シリーズは昼間やっていた。部活でサッカーをやっていた頃、ランニングと言って出て行ってサボってTVを見ていたりした。それが楽しかった。日本シリーズもデーゲームに戻せばいいのに。



そういえばドラゴンズは来シーズンも監督は変わらないようで・・・。これで少なくてもあと1年はドラゴンズ・ファンを休む事になるのだけど、このままでもいいかという気もしてきている。今年は殆ど野球を見なかったけれど、一時期ゴールデンイーグルスが頑張ったり、バッファローズがCSまで進んだり、カープが惜しいところでCSを逃したりしているのを見て、気持ちが応援していた。なんか、そういう方が楽しい。さすがにセ・リーグには複雑な感情を持ってしまうチームが多いので、来シーズンはパ・リーグを全体的に眺めて楽しむ予定。