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Melvinsは、NirvanaKurt Cobainが尊敬していたバンドで、そのKurtがメジャーに紹介する事によってオレもその名を知り、その時は興味はあったけれどなんとなく手にしてなかったけれど、Nirvanaの活動が停止された後にリリースされたアルバム『Stoner Witch』を手にとった。イマイチ聴き所がわからず、でもなんとなく気になる感触は残っていて、その後はタイミングがあえば新作を聴いてみたりしていた。

『Nude with Boots』は、今までに比べるとストレートな印象。何をしようとしているのか、何がしたいのかわからない得体の知れない雰囲気よりも、ロックとしてのストレートな表現が前面に出ている。それをiPodに入れて確認すると、今度はツイン・ドラムに嵌る。ドラムが2つになっても圧迫感が無く、2つのドラムがタムを叩きあうとパーカッシヴに感じるし、左右の微妙なリズムの違い(ずれ?)が効果的。ギターもベースも音楽を支配しようとしていないというか、そんな事をする気が無いバンドだからこそ、このツイン・ドラムの編成(前作『(A) Senile Animal』もツイン・ドラムらしいけど未聴)は面白みを増す。









Melvins 『Nude with Boots』




オリンピックもやっと終わり、色々あったけれど、結局楽しんだ。暇だったので結構見た。ワンセグも駆使した・・・。個人競技より団体競技のを好むオレは、ソフトボールの上野が今回のMVP。それと4×100リレーのメダルも印象的だし、惜しくも4位になったけれど、なでしこジャパンのサッカーは、サッカーを知らない人がサッカー選手の動きを見るには男子のものよりも適していると思えた。はっきりとしたポストプレー、きちんと足元に収めるトラップ、ライン際のパス、正直言って、女性がここまでちゃんとサッカー出来るとは思ってなかった。目から鱗。というか、見くびっててすみませんでした。



触れないで置こうと思ったけど、触れる。野球の結果は笑えた。色々言い訳しているけれど、簡単に言えば、韓国のプロ野球アメリカのマイナーリーグ、あくまでもアマチュアキューバ、それぞれに対して、かなり高額な年俸をもらっている日本のプロ野球の方が劣っていただけの話。コンディションがどうとかストライク・ゾーンがどうとか、それは他も同じ条件。素直に今の日本の野球のレベルを認めてから出直さないと、今後国際大会での良い成績は望めない。打つほうは話にならなかったし、その上ダルビッシュも和田も岩瀬も藤川までも打たれて、「弱くない」なんてどうかしている。

その日本代表の監督はドラゴンズの出身なのだけど、この人、サッカーに対してふざけた発言をした過去がある(Wikipediaに晒されているので興味のある方はそちらをどうぞ)。この発言を知ったとき、オレはこの人に呆れた。その時に、20年以上前に、バレーボールの大古という人がサッカーに対してふざけた事を言っていたのを思い出した。それぞれのスポーツにおいて名の知れた人がこういう発言をする事が信じられなかった。それ以前はオレも星野という人を崇めて奉っている部分があったのだけど、それ以降はそれ以前の自分が情けなくなった。

まあそうは言っても、来年のWBCもしっかりTVを見るはずで、こんな体たらくを見せられても、やはり勝って欲しいと思う。ドラゴンズ・ファンを休業中だからこそこういう機会は逃せない。元々嫌いなチームの選手も応援出来るし。でも、監督は星野以外の人を希望する。もし星野が監督やって万が一優勝してしまったりなんかして、あの分厚い面の皮でニヤつかれたりすると気分が悪くなるのは避けられない。