Hank Roberts

マーク・ラパポート氏が「じゃずじゃ」でHank Robertsの新作『Green』の事を書いているのを読んで、そこでチェロという楽器が一番好きかも知れないということを書いてあるのを読んで、ちょっと意外な感じがした。オレはチェロという楽器に特に大きな興味を持ったことは無く、だけど少しだけクラシック音楽を聴くという時に、Janos Starkerの『Suites for Solo Cello』とかを選んだ。Dolphyの『Out There』に入っているチェロも印象的だし、Lou Reedの『Animal Serenade』の個人的なハイライトは「Street Hassle」でのJane Scarpantoniのソロ(勿論チェロ)だし、、、いや、オレも結構チェロが好きなのかも知れない・・・。

Hank Robertsは元々はそんなに聴いていない。JMTの頃は多少聴いていたけど、持っていた作品は手放したし、割と近年の『I'll Always Remember』と『22 Yesrs from Now』は手元にあるけれど、良い作品だとは思ったけれど繰り返し聴くようなことは無かった。それなのに『Green』を手にしたのはマーク氏が褒めていたからじゃなく(「じゃずじゃ」を読む前に購入済み)、大きな目当てが無い状態でレコファンをウロウロしていた時に『Green』が新作として置いてあるのが目に入り、レーベルがWinter & Winterということもあって、聴いてみようという気分になった。

手に入れてどれぐらい経つのかわから無いけれど、時折耳にしていて愛聴盤状態。音楽性にはアメリカーナ的なものを感じるけれど、じつは音響派的な印象も持っている。そもそも音響派ってなに?と言う話は置いておいて、というか、オレの勝手な解釈の一つを使うと、音響派と呼ばれるものは、音が遠くで鳴っているように感じる。TortoiseGastr Del Sol、アルゼンチンのMono Fontana等々、なんとなくそういう感じがしている。









Hank Roberts 『Green』




全チームが1試合をこなしたEURO2008。順当過ぎるぐらいの結果に逆に驚く。個人的な大本命はオランイェだけど、もう1チーム、スウェーデンにも注目している。オレはとにかく鋭い攻撃が好きで、オランイェとスウェーデンは伝統的ににそれを持っている。まあ、そういうチームとしてスペシャルだったのは86年W杯のデンマークなのだけど、、、そう言うとミカエル・ラウドルップが出てくるかもしれないけれど、オレが最も好きなサッカー・プレイヤーはエルケーア・ラルセンで、あのスピードに乗ったドリブルからシュートに至るシーンは、サッカーの醍醐味を最も味あわせてくれる。

じゃなくて。とにかくオランイェが最後まで勝ち抜く事を望んでいる。しかも全勝。何故かC組はオランイェ以外全部ラテン国家なので、全部蹴散らして準決あたりでスペイン負かして決勝でポルトガル負かして、ラテン国家を全て蹴散らすという姿が見たい。



いや、別にラテンに何か恨みがあるわけではなくて、なんとなくそうなったら面白いって事。