Angie Stone

Angie Stoneを聴くようになったキッカケは、これも単純ながらD'Angeloの細君という事を知ってから。その音楽性は所謂ネオ・ソウルだけれど、そういうカテゴリーのものの中では、最も個の強さを感じる。

新作『The Art of Love & War』は、意外にもスタックスからのリリース。ネオ・ソウルとスタックスが結びつかないけれど、彼女の歌の貫禄には、ネオ・ソウルよりもスタックスの方が似合う。

James Ingramをフィーチャーした「My People」がこのアルバムの核だろう。Curtis MayfieldMarvin Gayeを思う浮かばせるこの曲は、ノスタルジーとは思わせない。そしてアコースティックな「Happy Being Me」の穏やかな音を聴いて、このアルバムのタイトルを思い出す。









Angie Stone 『The Art of Love & War』