Matisyahu

Roots TonicはMatisyahuというレゲエシンガーのバックを勤めているらしく、タワレコ店頭の『Roots Tonic Meets Bill Laswell』の紹介文にはその事が書かれていた。しかもそのMatisyahuは話題のミュージシャンらしく、タワレコの店頭チャートでも『Youth』と『Live at Stubb's』が1位と2位。じゃあついでにと、『Live at Stubb's』を購入してみた。

Matisyahuの音に感じるのは、やはりBob Marleyだった。歌い方や声、レゲエとロックが中和された感触の音は、Marleyから直結したものを感じる(モロMarleyなところもある)。ところどころにベースやギターのソロが注入されていて、そのソロの入り方や取り方は今までのレゲエには無かったものだと思う。だけどそれが音楽の方向性を決定づけている訳ではなく、あくまでもライブでの演出の一つとして機能している。だけどそれは、演奏のスケールの大きさを感じさせ、大きなステージでも問題なくこなせてしまいそうな雰囲気を感じる。

Markeyに似ているというのは減点されるところではなく、ポピュラー音楽として認識されたレゲエの原点を感じさせるという捉え方が出来れば、それは逆に彼の音楽を支持する起点になると思う。




Matisyahuはユダヤ教徒らしく、歌詞にはユダヤ教の教えみたいなものが引用されているようだけど、エーゴのわからないオレには、いつものように歌詞は伝わらない・・・。

Youth』は国内盤が出るようなので、それを買って何を歌っているのか確認したい。