John Lennon

Walls and Bridges』と『Sometime in New York City』がリマスターされて発売になったという事で、これでJohn Lennonのオリジナルアルバムは一通りリマスター完了という事になる(ちょっと毛色の違うものは省く)。とりあえず『Sometime in New York City』は置いておいて、『Walls and Bridges』を聴いてみる。
このアルバムは、他のJohn Lennonのアルバムに比べて地味な印象があるけど、適度な疾走感があって個人的には一番聴きやすいアルバム。例えば『Plastic Ono Band』や『Imagine』といったアルバムは、その重さが気になって、なかなか気軽に聴けない。『Mind Games』はちょっと緩すぎで、『Rock 'n' Roll』は大好きなアルバムだけどカバー集なので趣が違う。『Double Fantasy』は半分ほど要らない曲が入っているので、聴くときにはミニアルバム状態になる。
それらに比べて『Walls and Bridges』は、強烈な有名曲が入っていないという事も手伝い、あまり途中で引っかかったりせずにアルバムを聴き通す事が出来る。今回のリマスターでボーナス・トラックが加わったけど、有っても無くてもどっちでもいい。
しっかし、John LennonにまでCCCDか。『Rock 'N' Roll』からそういう事にされてしまったのだけど、John Lennonが生きてたら、こんなカッコ悪い事するとは思えないんだけどなあ。どう思いますか?、小野さん。
勿論、『Walls and Bridges』はamazon.co.jpでUS盤を購入。リンクの為にチェックしたら、オレが購入した時は¥2,592だったんだけど、今は¥1,890ですか。そうですか。三日前に届いたばかりで¥700の差は結構気分悪いんですけど・・・。