2019/9のライブ観賞 10本

9/5
デュオ3つの1stの初っ端のPinhas&Merzbowが知性的で今夜のイメージを感じたけれど吉田達也MerzbowはやっぱハードでPinhas&吉田達也ではロックの感触含み
トリオでの2ndは冒頭のベースのループでわかりやすさが増して各々の持ち味が重なる演奏だけど何年か前に聴いたこの組み合わせよりPinhasの音が聴こえるけどそれでもPinhasのギターは何故か他で鳴っている気がして、だからか激なノイジーというよりもハードで理性的なアヴァンだと思った

9/8
荒巻バンドの良さはこれ聴くとロックが霞む事でそれは良くないことにもなるけど音のみをきく時にこれ以上は今のとこ他に無いんだよ

9/10
ケイ赤城&本田珠也

9/12
昨夜のラママPLAY VOL.83はFRICTIONが先でブーストした音がガレージ気味に聴けて昨年の再始動からではベスト
FRICTIONって相変わらず猛烈なオルタナという再認識と今のレックは奏法がどうのこうの抜きにギターとベースの中間の音を好んでいる様にも思った
THE NOVEMBERSは簡潔に言えば美しい。音とかステージでのアクションとかそれぞれが色々発展し続けているというのを見せつけてくる感じでオールドスクーラーとしては嫉妬すらある

9/14
The Secnd Approach Trioだけを言うけど、色んなものを取り入れながら全てがそつなく組み合わされた演奏でJAZZ TOKYO辺りの雰囲気を好む層に好まれそうな音楽

9/14
チェロの坂本弘道とドラムの中村達也とダンスの入手杏奈のセッションはライブの場で求められる一回性を提示した生々しさで視覚と音への興味が終始

9/15
最初のWBSBFKはなんとかウェイブというかまあコントーションズが濃いバンド。2ndのバンドはオレには合わないので5曲で離脱
dipは中盤までヤマジの抑えが効いたギターの洗練とナガタッチの重いベースとナカニシのスクエアなビートでBark Psychosisがクラウトしてるような独特の域でヤバい音がしてて、本編最後とアンコールはトレードマークのガレージ気味なアグレッシヴ

9/21
バレルハウス24周年記念のROIKI&西村ヒロ&本田珠也のブルースセッションは緩さのある進行ながらアコギとマウスハープとドラムの生音が色んな音楽のルーツである事とか含めてもなくてもまあよくてとにかく楽しすぎでこのままアルコールと浸っていたい気分で人生は楽しく現実は辛いな

9/24
本田珠也と中村恵介と織原良次のセッションはオレの好みじゃない言い方だけど一番搾りを呑んでるつもりが実はラガーだったっていう何これオレこれ好みだなっていうアルコールみたいな音楽

9/28
ボンクリフェスのメインコンサートは普段自分が接することの少ないクラシック演奏者のスキルも含めてクオリティーの高い音楽だらけだったけどせんがわのも併せてこの手のフェスにはフェスというのから連想される開放感が感じられないのは今後の課題だと思う

9/29
グルーヴィーだけどアグレッシヴなKANKAWAのオルガンを小沼ようすけのギターと浜崎航のサックスと本田珠也のビートが洗練されたジャズにしてて、でも単純な手練の洗練とは違う感触は音楽する熱量が関係していると思う