2019/7のライブ観賞 6本+フジロック最終日

7/6
ベース箏無しで21絃箏のみでの八木美知依の独奏ライブの1stは抽象的からノイジーしてループでミニマルが持ち込まれてそれに箏のエスニックなフレーズをわずかに聴いて、オレが八木の演奏を聴きだした頃の箏の限界みたいなのを模索していた様に見えたところからの現時点は変化じゃなくて足されたもの
2ndは歌唱ありの自曲も含めた3つの演奏で1stを解体して整理したような印象。オレが今まで聴いてきた八木美知依の独奏で最も引き込まれた2つのセットだったのでアンコールは要らない気分だったけどその演奏も結局ライブの印象をより濃くする結果になった

7/9
THE NOVEMBERSのJ-Pop並みのキャッチーとインダストリアルに響くハードはハコが変わっても印象は変わらなくて、でも前回見たときよりコバコだからか音圧は増して気持ちで楽器をならす姿でロックが増す
興味はありつつだったdownyの初めての機会はCDでは聴こえない音楽で、インダストリアルとプログレッシヴとハードコアな多様さを一つのカラーで押し通しす現代のオルタナティヴ

7/13
少し音源を聴いた状態で見たminus(-)はEDMの感触とフロア系エレクトロニカの中間の様な感触。打込みと2つのドラムというちょい奇異なバランスだけどそういう類をライブするというのはブリストル的とも思った
2ndのAA=はもうホントにカッコよくてハードなロックでありながらポジティブな言葉の羅列でなんていうか何も言わない方がいいんだろうと思うけどこれがワンマンだとオレは体力もたない...

7/16
ピアノのスガダイローとドラムの本田珠也とドラムの吉田達也とドラムの今泉総之輔とドラムの石若駿での女殺しのドラム地獄は女性どころかオッサンのオレらも含めて皆殺しという結果のアンコールは...
しかしまあ誰がバンドリーダーだ?ってぐらい本田珠也が全体をコントロールしててやっぱこの人音楽の塊だと思った

7/22
石原雄治とJoe taliaと山木達久の3人のドラムのセッションはそれぞれの独奏と3人での合奏というスタイルで、記すべきはホントは色々あるけど短縮すると打楽器という限定された音のイメージとかけ離れた音楽の仕上り

7/24
閃光は録音されたものの完成度が特別なのでライブで聴く事を期待した事なかったけどUAの今のバンドはそれを美しいだけじゃなくてグルーヴさせた
今夜の内橋和久はスーデラの目玉Tシャツだった

7/28
フジロックでのKONDO・IMA21は近藤等則のMCのために1度演奏止めたけどそれ以外は連続して演奏されてスペースファンクの独特のグルーヴで圧倒