2019/2のライブ観賞 8本

2/6
近藤直司と組原正とヒゴヒロシと本田珠也で大変なユニットという名前のユニットは1stでブロッツマンのマシンガンか高柳昌行のNDUの様な圧縮された音してて2ndでアンビエントを数分からエグい音まで変化。ジャズとロックの尖端の交わりじゃなくて卓越した音を持つ4者の個を同時に聴いた

 

2/13
蓮見令麻のピアノと声の音楽は先鋭的と言えるところだけどそれからイメージする刺々しさとは違った感覚で、クラシカルも感じるそれがジャズに当て嵌まるかどうかも不鮮明なのだけど時々不穏も挟み込みつつの今夜を1曲1時間弱の1セットのみという構成も含めて優れたバランス感覚だと思う

 

2/16
Paul Grabowskyと須川崇志と石若駿のピアノトリオはそういうイメージのジャズで音数のあるところでもタッチの柔らかさがあって、だけど甘くなるという事にもならなくて硬軟が入り混じるというより両方が重なった演奏

 

2/16
ベースレストリオのSelf Desconstructionは叩きまくるドラムとメイド服でイカれたトーンのギターとデスヴォイスも余裕でかます女声ヴォーカルで30分曲間無しのハードコアでカッコよすぎ
ちょい久々のENDONはドコアというよりドラマチックはメタル的でノイズ外すとボディミュージックだと思う
何故オタクはメタルっぽいロックを好むのか?と考えるセット間
ENDONの音圧後だったので序盤はちょいノリキレナかったけど耳が落ち着いてからのConvergeはメタルっぽさも無骨な音で拭ってくれるしドコアのとこは流石なスピード感
Neurosisはテキサスとかサザンな下地だと思うんだけど、そういう音が重いというより太い音の壁してて圧倒
ただし、4セットの今夜のトリには長いセットになったので途中離脱

 

2/18
どこかのバンドの再結成ネタは放っといて、25年ぶりらしい近藤等則IMA21はエレクトリックな色付けされたドラムとパーカッションと鍵盤とギターとトランペットの編成でヘビーメタリックなファンクにインダストリアルとダブも持ち込んでてジャズが見あたらなくて土曜日のバンドよりイマの音でカッコいい

 

2/20
Bob BertのメタルパーカッションというオマケがあったのでちょろっとPussy Galoreを含んだJon Spencerソロ名義でのライブはJSBXと大きく変わることもなくジョンスペのギターとヴォーカルでシンプルなロックンロールが結局どれよりカッコいいってのを見せつけただけ

 

2/22
たまたま見たPVがカッコよくて興味を引かれたmy funny hitchhikerはトゲトゲしさ在りつつロックだけのグルーヴが持続するバンドでロックのカッコよさってのはこういう事だと思った。またすぐにでも見たい
ドラムが9人とギターベースキーボードいうイカれた編成のDQSはマスロックとプログレ電気グルーヴみたいなエレクトリックポップの高揚感があって楽しすぎるバンドで、くだらない事とかを忘れる
DQS近藤智洋が加わってのアンコールというか3rdというか、ヒリヒリした1stとは違う雰囲気の近藤の弾け方は最後の「勝手にシンドバッド」で行くとこまで行っててこの人が女性ファンを抱え続けてる理由がよくわかった

 

2/27
町田で町蔵というシチュエーションには抵抗出来ず平日に多摩川こえる快挙をしての今夜のライブは昨年の新作からは数曲で8割位は盤になってない歌なのでノリじゃなくてじっくり聴くには着席スタイルは必然。まあ相変わらずの町蔵らしい言葉の紡ぎだけどそれが歌詞だったかMCだったかはちょっとした忘却